ロベルト・マンチーニ監督が、現在のインテルのチーム状況についてコメントした。現地時間19日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に伝えている。

　インテルは、昨年12月の17節まで首位に立っていたが、今年に入ると失速。現地時間1月6日のエンポリ戦以降、得点がなかったエースのFWマウロ・イカルディを使い続けたことが原因ではないか、という記者の問いに「私は彼に満足している」と一蹴した。

　現在はCL出場圏外の4位だが、「チームスピリットをみつけ始めている」と良い方向に向かっていることを示唆している。第33節に2位ナポリに2-0で勝利し、自信を深めているようだ。

　この勝利はインテルに“追い風”になっている。第33節、34節と引き分けた3位のローマだが、インテルは2連勝で勝ち点差を「4」にまで詰めることに成功。来シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）出場を獲得できる3位以内も手の届く位置にある。

　セリエAは残り5節で終了するが、果たして4位のインテルは3位ローマを退け、来シーズンのCL出場権を獲得に成功するのだろうか。成功した場合、8月より行われる、予選プレーオフからの参加となる。

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