奇跡の優勝が間近に迫っているレスター・シティだが、指揮官のクラウディオ・ラニエリ監督は優勝の瞬間を“空の上”で過ごすことになるかもしれない。1日、英紙『インディペンデント』が伝えている。

　プレミアリーグ第36節でレスターはマンチェスター・ユナイテッドに1-1で引き分けたため、奇跡の優勝へ“あと一歩”となった。現地時間2日にトッテナムがチェルシーに引き分け以下に終われば、レスターの優勝は決定する。

　ラニエリ監督は「96歳の私の母と一緒にイタリアにランチに行くんだ。私は試合の時間は帰国の飛行機に乗っているよ」とイタリアからイングランドに戻る“機上の人”であることを明かしている。

　「だから私は結果を知ることができない、しかし、着陸時に聞くことができる」と“奇跡の優勝”をなし遂げようとしている監督は、偉業を前にも他人事のようだ。

　プレミアリーグ発足の1992年から、24年間でわずか5チームしか優勝チームが生まれていない。偉大なる6チーム目となる前に、ラニエリ監督は“孝行息子”の一面をみせている。

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