欧州で最も高価な選手の一人となったポール・ポグバだが、今夏のユベントス退団はなさそうだ。5日、イタリア紙『トゥット・スポルト』を含む複数のメディアが報じている。

　大物代理人ミーノ・ライオラ氏はポグバの去就について語った。ポグバは同氏が抱える大物選手の中で最も欧州のビッグクラブから注目されている選手だが、彼を所属させるユベントスは彼の残留を強調し続けている。その考えは、同代理人にとっても同じであるようだ。

　ライオラ氏は「ある日私の友人が『ミーノ・この少年を追え』と言ったんだ。その少年を見た瞬間に私は心を奪われたよ」とポグバとの出会いを語った。さらに「私たちが同じ価値観を共有していることにも気付いたんだ。チェルシーへの移籍だって？　それは今ではないね」と今夏の移籍を否定している。

　しかし、今夏にポグバの母国フランスで開催されるユーロで活躍すれば、さらに注目が集まることは間違いない。1億ユーロ（約120億円）をも超すと言われるその移籍金、彼の今後の動向に目が離せない。

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