チャンピオンズリーグ（CL）決勝でのマドリード・ダービーの実現にレアル・マドリーの伝説ラウール・ゴンザレス氏も感激している。。7日、スペイン紙『アス』が報じた。

　ラウール氏は「これは前例のない快挙だね。もう一度、決勝でマドリードダービーが見られることは、どの国の人にとっても夢だと思う。僕らのリーグはこの舞台でダービーを2度も実現させているんだ」と喜びのコメントを発した。

　またラウール氏はヨーロッパリーグ（EL）決勝進出を果たしたセビージャと惜しくも準決勝で敗退したビジャレアルの両チームも健闘を称賛し、リーガ勢の躍進を喜んでいる。

　こうした状況に「スペインサッカーにとって素晴らしい時期だね。サッカー界は、リーガの努力、そして経済的な管理が今のリーガを理想的な状況にしていることを理解しているよ。でも、これは数年前までは非常に難しいと思われていたことだったね」と見解する。

　今まさに我が世の春を謳歌するスペインサッカー界。CLファイナルでのマドリーダービーはその象徴だ。激闘が続くリーガも含め、世界中のサッカーファンがスペインサッカーの隆盛を目の当たりにする5月になりそうだ。

【了】