若干17歳でドイツワールドカップに選出されたアーセナルに所属するFWテオ・ウォルコットは同じ街であるロンドンの隣人に移籍するかもしれない。10日、英紙『ミラー』が伝えている。

　今年27歳になるウォルコットに対してウェスト・ハムは2000万ポンド（約24億6913万円）を用意しているようだ。2006年1月にアーセナルに加入したウォルコットは、怪我に苦しみながら10年間在籍し、これまで231試合に出場した。

　昨シーズン12位だったウェスト・ハムは、今シーズンは8位以内で終えることが確定している。ウェスト・ハムにとって、ウォルコットの獲得はチームを強化する上で、よい補強になるはずだ。

　イングランド代表を率いるロイ・ホジソン監督に頼りにされるスピードスターは、今年3月のドイツ代表との親善試合では途中出場を果たした。今年6月に開幕を迎えるEURO2016フランス大会に選出されるか注目が集まっている。

　今シーズン終了後にアーセン・ヴェンゲル監督の解任も噂されるアーセナル。チームにとって“ベテラン”の域に入っているウォルコットの移籍話は、チームを刷新する“狼煙”になるのだろうか。

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