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「レアルは害悪」。元バルサ会長が宿敵の勝利ボーナス疑惑を痛烈に批判するも…

text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ
レアル・マドリーと優勝を争うバルセロナ【写真:Getty Images】

 元バルセロナ会長のジョアン・ガスパール氏が永遠のライバルを痛烈に批判した。カタルーニャ紙『アラ』が報じた。

 リーグ戦残り1試合を残してバルセロナとレアル・マドリーが勝ち点差1で優勝を争っており、マドリーがバルセロナの対戦相手のグラナダに勝利ボーナスを出すのではないかという憶測が現地で大きな話題となっている。

 2000年から2003年までバルセロナの会長を務めたガスパール氏は、第三者への勝利ボーナスについて「もしそれが確かな証拠とともに判明すれば、クラブに処罰を与えなければならない。マドリーがすることはサッカーへの害悪だ。私はサッカーとその誠実さを信じている」と批判した。

「もし私がグラナダの選手であれば、腹立たしいと思うだろう。買収を疑われてしまうからだ。下品な行いだよ」

 しかしそのバルセロナにも1991/92シーズンと92/93シーズンともに当時優勝を争っていたマドリーの最終節の相手であったテネリフェに勝利ボーナスを支払った疑惑がある。

 さらに93/94シーズンにも優勝を争っていたデポルティーボの最終節の対戦相手であったバレンシアに勝利ボーナスを支払ったと疑がわれている。

【了】

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