今季限りでアーセナルを退団する見通しとなった35歳のチェコ代表MFトマシュ・ロシツキが、現役続行を誓った。18日に英紙『メトロ』が報じている。

　ロシツキは2006年にドルトムントからアーセナルに移籍。それから10年間、アーセナルの顔としてチームに在籍している。ただ、負傷により満足に戦えたシーズンは少なく、今季はリーグ戦に出場できていなかった。

　今季終了後にアーセナルとの契約が切れる見通しだが、クラブ側は契約延長を望んでいない。そのため、今季限りでチームを退団することとなっていた。35歳というベテランの域に達しているが、ロシツキは現役続行を誓っている。

「この瞬間、僕はまだ引退を考えていないよ。僕はEUROに焦点を当てていて、そこで戦ってみたい。僕たちチェコ代表にとって、非常に厳しい相手がいるグループだが、僕たちのチームは良い関係を築けているし、お互いのために戦いたい。トーナメントで非常に良い結果を残せると思うよ」

　チェコ代表としては通算100試合出場で22得点を記録している。今年6月にはEURO2016を控えており、チェコ代表はスペイン代表やトルコ代表、クロアチア代表と戦う。強い相手が続くが、ロシツキが代表に選出されることがあれば活躍に期待したいところだ。

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