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リバプールに新守護神到着。武藤とともにマインツの6位躍進に貢献

text by 編集部 photo by Getty Images

ロリス・カリウス
ロリス・カリウスがリバプールへ【写真:Getty Images】

 リバプールに新たな守護神の加入が決定的となった。英紙『デイリー・メール』など複数メディアによれば、マインツのドイツU-21代表ロリス・カリウスとメディカルチェックが終わりしだい正式契約を結ぶという。

 ユース時代にマンチェスター・シティでプレーした経験を持つ22歳のカリウスは、マインツで武藤嘉紀と同僚だった。今季はリーグ戦全34試合でゴールマウスに立ち、チームの6位躍進とヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。

 ドイツU-21代表として将来を嘱望される若手有望株で、リバプールでは不安定なシモン・ミニョレの座を脅かす活躍が期待される。ウェールズ代表のダニー・ウォードやハンガリー代表のアダム・ボグダンといったGKたちも控えており、競争は熾烈だ。

 報道によればリバプールがマインツに対して支払う移籍金は470万ポンド(約7億4000万円)と見られている。すでにDFジョエル・マティプとMFマルコ・グルイッチの加入が決まっており、今夏3人目の補強となる。

 ユルゲン・クロップ監督は就任後初めての夏の移籍マーケットで積極的な動いている。ドルトムント時代の教え子であるマリオ・ゲッツェ獲得にも熱心だ。来季はヨーロッパのカップ戦に出場できないが、過密日程を避けられる利点を生かしてさらに先のシーズンでのチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指している。

【了】

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