レスター・シティ奇跡の優勝に大きく貢献したエースにアーセナルが注目しているようだ。3日、英紙『ミラー』が伝えている。

　アーセナルはレスターのFWジェイミー・ヴァーディーを獲得するため、契約に設定された違約金の満額にあたる2000万ポンド（約31億円）を提示したようだ。同選手にはリバプールも移籍金1400万ポンド（約21億円）を用意して獲得を狙っているが、チャンピオンズリーグ（CL）出場権をもつ前者が優位に立つ。

　来季はCLでヨーロッパの舞台に立つレスターはヴァーディーの放出を断固拒否している。しかし、選手本人は現在よりの条件のいい週給14万ポンド（2187万円）の4年契約を望んでいるとも噂され、アーセナルはそこに注目しているようだ。

　オファーを提示しているアーセナルもヴァーディーを慎重に見極めようとしている。現在29歳の同選手がプレミアリーグで24得点を記録した今季の活躍を継続できるか危惧しており、交渉が長引いているようだ。

　ヴァーディーはイングランド代表としてEUROに出場する。その活躍次第ではアーセナル以外にもビッグオファーが舞い込みそうだ。そのときレスターは、ビッククラブの魔の手からエースを守れるのだろうか。

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