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元リバプールDFアッガー、31歳で現役引退「歩みを止めることが正しい決断」

text by 編集部 photo by Getty Images

ダニエル・アッガー
ダニエル・アッガー【写真:Getty Images】

 かつてリバプールで長きにわたって活躍し、現在母国デンマークのブレンビーに所属しているDFダニエル・アッガーが今季限りでの現役引退を発表した。

 自身のツイッターを更新したアッガーは、これまでプレーした代表とクラブのユニフォームを並べた写真とともに「いつも応援ありがとう。素晴らしい経験だった。悲しいけれど、歩みを止めることが正しい決断だと思っている。自分のキャリアを誇りに思う」と記し、現役を退く意思を表明している。

 手の指にタトゥーでリバプールの象徴でもある歌「You’ll never walk alone」の頭文字「YNWA」を刻むなど、過去に在籍したクラブへ常に深い愛情を示してきたアッガー。8年半在籍し、副キャプテンまで務めたリバプールのファンからはいまでも愛されている。

 またデンマーク代表として通算71試合に出場し、2010年南アフリカW杯では日本代表とも対戦した。当初は今月のキリンカップに向けた同国代表メンバーにも含まれていたが、今季限りでブレンビーとの契約が切れるため「今後のキャリアについて塾考したい」との考えを示して招集を辞退し、来日を回避していた。

 アッガーにとって現役最後の試合は先月29日に行われたダニッシュ・スーペルリーガ第33節ソナーリュースケ戦ということになった。今後どのような活動をしていくかについては一切明かされていない。

【了】

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