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GKクルトワ、ベスト8でのまさかの敗戦に「キャリア最大の失望だ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ティボー・クルトワ
ベルギー代表のティボー・クルトワ【写真:Getty Images】

 今EUROで優勝候補の一角と評価されたベルギー代表は、ベスト8で伏兵ウェールズ代表の前に屈した。GKのティボー・クルトワは、その敗戦のショックをキャリア最大と語っている。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 優勢が予想されていたウェールズ戦だったが「立ち上がりは良かった。2,3度決定的なチャンスを作り、ゴールも決めた。だだ、その後は自陣に引き過ぎ、スペースを放棄してしまった」と分析する。

 さらに、24歳の守護神は「ウェールズは、我々よりチャンスを作っていたし、より危険であることを示していた」と述べ、「試合後に私はロッカールームで、チームメイトに言わなければならないことを言った」と彼らのやるべき役割について話したということだ。

 そして「我々は若いチームで今後も長い間ともにプレーするだろう。しかし、今回はファイナルへ行けるチャンスがあっただけに失望している。キャリア最大の失望だ」と早すぎる敗退の思いをそう表現した。

 クルトワの言葉通り、ベルギーは非常に若いチームだ。そして、ツボにはまった時のポテンシャルの高さは実証済みだ。この大きな失望をバネに、一回り大きくなって国際舞台に戻ってきてくれるに違いない。

【了】

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