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ユーベ、やはりPSGエースを“禁断の移籍”で獲得? 契約延長を拒否へ

text by 編集部 photo by Getty Images

エディンソン・カバーニ
ユベントス移籍へ近づくエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグライ代表FWエディンソン・カバーニは、やはりユベントスへの“禁断の移籍”を決断しているのかもしれない。3日にフランスの『ル・10スポルト』が報じている。

 カバーニはFWズラタン・イブラヒモビッチが退団したことでレギュラーポジションが約束されていた。しかし今の所同選手は、クラブと契約を延長することに納得していないようである。

 PSGオーナーのナーセル・アル=ヘライフィー氏は、カバーニの態度を良く思ってはいないようだ。クラブが現在ボルシア・ドルトムントに所属するFWピエール=エメリク・オーバメヤンやナポリに所属するFWゴンサロ・イグアインといった9番の選手を主なターゲットとして探していることは偶然のことではないようである。

 レアル・マドリーに買い戻されたFWアルバロ・モラタの代役を探しているユベントスは、現在その動向を探っているとみられている。ユベントスはすでにカバーニ本人と完全合意に至っているようだが、かつてFWキングスレイ・コマン(現:バイエルン・ミュンヘン)を獲得した際にPSGとの関係が険悪な状態になったことからも、PSGを刺激するようなことはしたくはないようである。

 仮にカバーニのユベントス移籍が実現すれば、本人にとっては“禁断の移籍”となる。日本ではあまり馴染みがないが、一度でもナポリに在籍した選手がユベントスに移籍するのはご法度だ。ナポリファンからの大きな非難は避けられないだろう。

 悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向けて補強を着実に進めているユベントス。もし長年夢見てきたカバーニを獲得することができれば、その夢の実現にさらに近づくことになるのは間違いない。

【了】

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