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マンUを影で操る“敏腕代理人”の存在。今季補強を誘導し数十億円を荒稼ぎか

text by 編集部 photo by Getty Images

ミーノ・ライオラ
敏腕代理人ミーノ・ライオラ氏【写真:Getty Images】

 今夏、移籍市場を席巻しているマンチェスター・ユナイテッドだが、同クラブの“爆買い”の影には敏腕代理人の存在があるようだ。

 ジョゼ・モウリーニョ監督の就任を発表して以来、DFエリック・バイリー、FWズラタン・イブラヒモビッチ、MFヘンリク・ムヒタリアンと次々に大型補強を決めている。さらには連日ユベントスのMFポール・ポグバ獲得が噂され、その移籍金はサッカー史上最高額となる1億2000万ユーロ(約133億円)とみられている。

 今季ユナイテッドが獲得した選手とポグバ、そして獲得を狙っているとされるパリ・サンジェルマンのMFブレーズ・マテュイディにはある共有点がある。それは全選手の代理人がミーノ・ライオラ氏であるということだ。獲得が決定したバイリー、イブラヒモビッチ、ムヒタリアンだけでなく、ポグバとマテュイディもライオラ氏が担当している。

 ちなみにライオラ氏はポグバ移籍について移籍金の20%を手数料として得る契約を結んでいるとのこと。仮に他の選手でも同様の契約を結んでいた場合、ムヒタリアンの移籍金4200万ユーロ(約47億円)、バイリーの移籍金3800万ユーロ(約42億円)の20%を受け取ったということとなる。ポグバもしくはマテュイディの移籍も成立すれば数十億円という手数料をライオラ氏が手にするという仕組みだ。

 ここまでユナイテッドの補強戦略のほぼ全てに関わっているライオラ氏。このままユナイテッドを我が城とすることはできるのだろうか。

【了】

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