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1人目のイグアイン“代役”獲得! ナポリが37億円でEURO注目のFW移籍を発表

text by 編集部 photo by Getty Images

アルカディウシュ・ミリク
ナポリに加入したFWアルカディウシュ・ミリク【写真:Getty Images】

 宿敵ユベントスへエースのゴンサロ・イグアインを放出したナポリは、まず1人目の代役を獲得したことを発表した。2日にクラブの公式ツイッターが伝えている。

 チームの絶対的エースを失ったナポリは、代役を2人獲得するつもりのようだ。その1人が、アヤックスから3300万ユーロ(約37億円)に100万ユーロ(約1億円)のボーナスを加えた金額で獲得したポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクである。

 現在22歳のミリクは、前日に行われたナポリのクラブ創設90周年イベントに出席し、そこですでにサポーターへ挨拶をしていた。そして同日クラブから正式発表が出されたが、同選手が選んだ番号は99番。イグアインが付けていた9番は未だ空き番号になっている。

 ミリクは、2010年にポーランド3部のロズヴォイ・カトヴィツェでプロデビュー。その後にバイエル・レバークーゼンやアウクスブルクを渡り歩いた後、2014年にアヤックスへ期限付き移籍を果たした。そして昨年の4月にアヤックスへ完全移籍。昨季には42試合に出場して24得点と12アシストを決めたが、フランク・デ・ブール監督の求めるストライカー像からは程遠かったことで移籍が噂されていた。

 そのミリクは、先日開催されたEURO2016でバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキの相方としてプレーした。シャドーストライカーとして活躍し、同国代表の準々決勝進出に貢献している。将来性のあるエースを獲得したとは言え、未だに9番が空いているナポリだが、これからもう1人“本命のエース”を獲得するのかどうかに注目が集まっている。

【了】

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