フットボールチャンネル

“二世”選手の苦悩…。インテル監督交代でマンチーニJr.が米で居場所失う

text by 編集部 photo by Getty Images

ロベルト・マンチーニ
インテルを退任したロベルト・マンチーニ監督【写真:Getty Images】

 長友佑都が所属するインテルのエリック・トヒル会長と前指揮官のロベルト・マンチーニ監督の関係悪化は、同監督の息子にまで影響を及ぼしているようだ。10日に伊メディア『スポルト・メディアセット』が報じた。

 先日インテルを退任したマンチーニ監督には、共にサッカー選手である2名の息子がいる。しかし、問題となっているのは、次男のアンドレアの方だ。同選手はトヒル会長が筆頭株主であるメジャーリーグサッカー(MLS)のDCユナイテッドへ今年の5月に移籍している。

 インテルの下部組織で育ったアンドレアは、マンチェスター・シティやハンガリーのクラブを経てDCユナイテッドへ加入。しかし、父親との関係が悪化したせいか、同選手はトヒル会長のクラブでこれまでまだ一度もリーグ戦に出場していない。そこでアンドレアは、現在アメリカリーグ2部のニューヨーク・コスモスの入団テストを受けている。

 アンドレアとトヒル会長の関係はまだ日が浅い。しかし、父親のマンチーニ監督と同会長の関係悪化により、アンドレアもクラブには居辛いのかもしれない。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top