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アーセナル、ドイツ代表DFの交渉で急展開! 提示額引き上げ46億円超で合意

text by 編集部 photo by Getty Images

スコドラン・ムスタフィ
アーセナルが獲得を目指しているスコドラン・ムスタフィ【写真:Getty Images】

 バレンシアに所属するドイツ代表DFスコドラン・ムスタフィ獲得を目指すアーセナルが、ついにクラブ間合意にこぎつけたようだ。『ガーディアン』など複数の英紙が報じている。

 同紙によると、アーセナルが新たに3500万ポンド(約46億4000万円)のオファーを提示し、バレンシア側もこれを受け入れ合意に至ったとのこと。すでにムスタフィとは個人合意に達しており、数日以内にメディカルチェックも行われる見通しのようだ。

 アーセナルは今日まで粘り続けた。バレンシアは当初3000万ポンド(約39億5000万円)を要求したが、アーセナルは2000万ポンド(約26億3000万円)から2500万ポンド(約32億9000万円)の間で交渉を継続。

 しかし先日、バレンシアのパコ・アジェスタラン監督が「ムスタフィは非売品であり、クラブを離れることはない」と売却する意思がないことを明かした。ただ、「移籍市場は開いているため、まだ可能性はあるが」とも付け加えており、交渉が破談した訳ではないことも示唆している。

 さらに、ここにきてバレンシアはムスタフィに設定されている契約解除金4310万ポンド(約57億円)の支払いを要求したとも伝えられている。だが、バレンシア側もFPP(ファイナンシャルフェアプレー)遵守にあたり、選手を売らなくてはいけない状況のため、どちらが先に折れるかの勝負となっていた。

 残り数日しか移籍市場は開いていないため、ぎりぎりの交渉が続いていたが、どうやら3500万ポンドで決着する可能性が高そうだ。

【了】

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