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現役復帰した”米国のレジェンド”、LAギャラクシー再加入までの経緯について語る

text by 編集部 photo by Getty Images

ランドン・ドノバン
現役復帰を果たしたランドン・ドノバン【写真:Getty Images】

 2年前に現役引退を表明した34歳の元アメリカ代表FWランドン・ドノバンが現地時間8日、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー加入が決まり現役復帰を果たした。それに伴い、自身のフェイスブックで”現役復帰に至った経緯”について説明している。

 まず最初に「MLSの残りのシーズンをプレーするため、古巣のLAギャラクシーに再び参加することができて非常に嬉しい。この決定は、大きな衝撃を与えたかもしれない。なぜ、このような経緯に至ったかについて説明したいと思う」と語り、LAギャラクシーに加入できたことを喜んでいる。

 続けて「2週間前、私は解説者としてバンクーバー・ホワイトキャップス対ロサンゼルス・ギャラクシーの試合を担当していた。その試合で、LAギャラクシーは3選手も怪我を負った選手がいる。その数日後に今度はナイジェル・デ・ヨングがガラタサライに移籍した。LAギャラクシーは残りのシーズンで厳しい戦いを強いられることになった」と、負傷者が続出したことで危機を感じたことを明かしている。

「引退してからも、私はクラブのスタッフと相変わらず良い関係を保っていた。私はその週、そのうちの何人かと話をして”負傷した選手が離脱した場合、空白を埋めるためにフィールドに戻る準備ができているかい”と冗談で言ってきたんだ。私はほぼ2年間プレーしていないし、本当に埋めることはできるんだろうかと感じたけどね」

 バンクーバー戦ではスティーブン・ジェラードやギャシ・ザーデスなどが負傷交代している。その後、デ・ヨングが退団した。こうした状況を踏まえ、スタッフと話をするうちに「真剣に考えるようになった」とのこと。シーズン終了までの短い期間だが、”アメリカのレジェンド”復帰は世間に大きな衝撃を与えることになりそうだ。

【了】

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