今季からチェルシーでプレーするフランス代表MFエンゴロ・カンテは「マケレレ以上の選手」だと、同僚のセルビア代表MFネマニャ・マティッチが賛辞を送っている。9日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

　昨季プレミアリーグでのレスター・シティの優勝に大きく貢献したカンテは、この夏にチェルシーへと移籍。アントニオ・コンテ監督の信頼を得て今季リーグ開幕から3試合にフル出場し、チームの3連勝に貢献している。

　そのプレースタイルから、カンテはしばしば元フランス代表のクロード・マケレレ氏と比較され、”マケレレ2世”とも呼ばれる。だが中盤でコンビを組むマティッチは、カンテはかつてレアル・マドリーやチェルシーで活躍したレジェンドを凌駕する存在だと感じているようだ。

「彼は新たなマケレレだと言っている人が多いけど、僕はそうは思わないよ。マケレレは素晴らしい選手で、僕らはみんな彼のことを尊敬している。このポジションの難しさを知っている僕は特にそうだ。でも、エンゴロは彼以上だと思う。守備の仕事をすごくしっかりとやっていて、ボールを持ってからのプレーにもクオリティーがあるからね」

　マティッチはさらに、カンテは「僕らにとってすごく重要な選手になる。おそらく今シーズンの最も重要な選手の一人だろう」と強い期待の言葉を述べている。カンテはその期待に応え、昨季は低迷に陥ったチェルシーを再浮上に導くことができるだろうか。

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