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「レアルとアトレティコへの処分は妥当」バルサ元会長がFIFA処分に言及

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョアン・ラポルタ
元バルセロナ会長のジョアン・ラポルタ氏【写真:Getty Images】

 バルセロナの元会長ジョアン・ラポルタ氏は、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーの両チームが、FIFAより今冬と来夏の補強を禁止されたことについて「行き過ぎではない」と述べている。9日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ラポルタ元会長は現地9日(金)、カタルーニャ州タラゴナ県の町で、故ヨハン・クライフ氏の名前が付けられた通りの記念プレート除幕式に参加し、その場でマドリードの両クラブがFIFAより補強禁止処分を受けたことについて言及した。

 ラポルタ氏は、今冬と来夏の2期の禁止処分は、バルセロナが以前に受けた処分と同等のものであり、決して行き過ぎたものではないと、FIFAの処分に同調の姿勢を見せている。

 また、それとは別に、ジョセップ・マリア・バルトロメウ現会長に対し「(今年6月)リオネル・メッシが裁判所に出廷する際に、彼に同伴しなかったことは恥ずべきことだ」というコメントも残した。

 ラポルタ元会長は2003年~2010年にかけてバルセロナの会長を務め、故クライフ氏との関係を重視し、フランク・ライカールト監督、ジョセップ・グアルディオラ監督を招聘し、チームの新たな黄金期の礎づくりに貢献した人物だ。

【了】

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