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ギグス氏、スウォンジーとの接触否定「いつか監督をやりたいが今ではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ライアン・ギグス
元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグス氏は、スウォンジー・シティの新監督候補だとも噂されているが、クラブから具体的な誘いは受けていないと主張した。23日に英ラジオ局『トークスポーツ』に語っている。

 プレミアリーグで現在暫定16位と低迷するスウォンジーは、フランチェスコ・グイドリン監督を更迭することを検討しているのではないかとみられている。昨季までユナイテッドでアシスタントコーチを務めていたギグス氏は、新監督の有力候補だと報じられていた。

 本格的に監督業をスタートさせることに意欲を示していたギグス氏にとって、故郷のウェールズのクラブであるスウォンジーは打ってつけの場所かもしれない。だが、「スウォンジーからのアプローチを受けてはいない。いずれにしても、クラブには今の監督がいるしね」と同氏は語った。

「今後、どこかの時点で監督としてサッカーに戻りたいと思っているのは隠さない。だが、今ではなくもっと先のことだ」とギグス氏は述べ、現時点では誘いに応じることに否定的な様子を見せている。

 スウォンジーは現地時間24日に行われたマンチェスター・シティ戦に敗れ、グイドリン監督の立場はますます危ういものとなっている。24日付の英紙『ミラー』は、次節リバプール戦にも敗れるようなら指揮官は解任される見通しだとして、ギグス氏のほか現ウェールズ代表のクリス・コールマン監督も後任候補だと伝えている。スウォンジー出身であり、現役時代に故郷のクラブでもプレーしたコールマン監督は、今年のEURO2016でウェールズ代表を準決勝進出の快挙へと導いた。

【了】

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