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55億円で中国に渡ったあのFWが欧州復帰を画策か。代理人が激白

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャクソン・マルティネス
広州恒大のジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】

 今年2月、中国の広州恒大に加入したFWジャクソン・マルティネスが欧州リーグへの復帰を目論んでいるという。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 2015/16シーズン、鳴り物入りでアトレティコ・マドリーに入団したマルティネスだったが、フィットできずにわずか半年で中国へと移籍した。そして、その際の移籍金4200万ユーロ(移籍時レートで約55億円)という”爆買い”ぶりが話題となったのは記憶に新しいところ。

 そのマルティネスだが、先日、リーグ優勝を決めたチームにあって、出場16試合で4ゴールと、22試合で3ゴールに終わったアトレティコ時代同様に、中国でも全くの不完全燃焼のシーズンを過ごしている。

 そんな中、同選手の代理人エンリケ・ポンペオ氏は「中国にアジャストするのは簡単でない。生活や習慣が変わるのだ。チームを変えるためにも現実的な可能性を求めることになるだろう」と述べ、「ひと月前にナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長と話した。マルティネスもこの事を知っているが、まずはナポリが契約する意志があるかを確認する必要がある」と語る。

 そして、「マルティネスがヨーロッパに復帰するのは難しいことではない。買い手、売り手、選手の3者の意志が一致すれば全ては可能だ」と続けている。

 30歳のコロンビア人のストライカーは2019年末まで広州恒大との契約が残っている。アトレティコ入団から歯車が狂い始めた感のあるマルティネス。近い将来再び彼を欧州の舞台で目にすることは出来るのだろうか。

【了】

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