セリエAのインテルは現地時間1日、フランク・デ・ブール監督の解任を発表した。

　46歳のオランダ人指揮官は、今年8月9日にインテルの監督に就任した。しかし、短い時間で結果を残すチームをつくることができず、第11節まで終えたセリエAで12位タイという状況。9月18日に王者ユベントスを下す“見せ場”はつくったものの、公式戦14試合を戦い5勝2分7敗という戦績で、クラブは監督の交代を決断している。

　なお、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』は1日の一面で、後任としてやってくるのは元ラツィオのステファノ・ピオリ氏だと伝えている。

　だが、ピオリ氏はアメリカでバカンスを過ごしていたことによって監督就任にはまだ時間を要する模様。そのため、3日に行われるヨーロッパリーグのサウサンプトン戦では、1日のトップチームの練習を担当しているインテル下部組織のステファノ・ヴェッキ監督が臨時で指揮を執ることがあわせて発表されている。

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