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マルシアル代理人がマンU非難「背番号9″剥奪”は敬意を欠く行為」

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニー・マルシアル
今季は11番をつけるアントニー・マルシアル【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのFWアントニー・マルシアルの代理人は、同選手が背番号“9“を奪われたことは敬意を欠く対応だったとしてクラブを非難している。4日にフランスメディア『RMCスポーツ』に語った。

 マルシアルは昨年夏に、10代の選手としては史上最高額を更新する巨額の移籍金でユナイテッドに加入。背番号9を与えられた加入1年目には、いずれもチーム最多となるプレミアリーグ11得点、公式戦17得点を記録して期待に応えた。

 だが、今季からFWズラタン・イブラヒモビッチが加入すると、クラブは9番をイブラヒモビッチに与えた。後からそのことを知らされたマルシアルは、自身のフェイスブックのカバー写真とプロフィール写真を背番号9を強調したものに差し替え、クラブへの不満を表したと報じられていた。

 代理人のフィリップ・ランボレイ氏が語ったところによれば、マルシアルが背番号変更に不満を感じたのは事実だという。「嘘をつくつもりはない。確かに彼は驚いて、落胆していた」と語る。だがそれも「2日間だけ」であり、マルシアルはプロフェッショナルとして気持ちを切り替えたと強調している。

 それでも、ユナイテッドの決定は好ましいものではなかったとランボレイ氏は考えを述べている。「個人的には、決定は理不尽なものであり、私の選手に敬意を欠いたものだったと思う。そういうことはするべきではないとユナイテッドに伝えた」と語った。

 背番号を11に変更されたマルシアルは、ジョゼ・モウリーニョ監督の就任したチームで苦戦。負傷の影響もあってリーグ戦では先発出場から遠ざかり、フランス代表からも外されてしまった。背番号の変更は不運を招く結果となってしまったようだ。

【了】

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