ウェスト・ハムのMFディミトリ・パイエは、現在のクラブに満足していないのかもしれない。母国フランスのメディアに対するコメントを、英紙『デイリー・ミラー』などが伝えた。

　昨シーズン飛躍を遂げたウェスト・ハムだが、大きな野心を持って臨んだ今シーズンは出遅れてしまい、現在プレミアリーグで17位だ。

　そのため、チームの主力であるパイエは、現状に不満があるかもしれない。

　冬の移籍市場について問われたフランス代表MFは、「僕はいかなる可能性も閉ざしていない」と答え、移籍の可能性を否定しなかった。さらに、「今まで、スポーツ面のプロジェクトに従ってクラブを選んできた」と続け、パリ・サンジェルマンやマルセイユの名前が出ると、「今のところ彼らからの連絡はないから、自分に問うこともないよ」と返答している。

　パイエは昨年夏にウェスト・ハムの一員となったあと、充実の一年を過ごしてフランス代表としてEURO2016でも活躍した。スタジアム移転を機に強豪の仲間入りを果たしたいクラブとしては失いたくない主力なだけに、選手を説得する材料をそろえたいところだ。

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