アーセナルに所属するチリ代表MFアレクシス・サンチェスは負傷したまま強行出場しようと考えているが、チリ代表を率いるフアン・アントニオ・ピッツィ監督は選手の入れ替えを検討しているようだ。10日に英メディア『ESPN FC』が報じている。

　サンチェスはすでに代表チームに帯同していたが、練習中にふくらはぎを痛めたことで一時離脱。チリサッカー連盟は”軽傷である”と発表しているが、一部報道では4週間、または6週間離脱する可能性がある負傷と報じている。

　ただ、サンチェス本人は「少し傷ついたけど僕は大丈夫。火曜日の（試合の）ために戻ってくるよ」と語っており、10日のコロンビア戦は欠場するが、15日のウルグアイ戦は出場する可能性を示唆していた。

　これに待ったをかけたのがピッツィ監督。最初に「彼は非常に重要な選手」と語りながらも「我々は彼と入れ替える選手を見つけるために動いている」とコメントし、別の選手と交換する考えを明かしている。

　チリ代表はグループ5位につけており、11月の2試合は重要な戦いとなる。サンチェス抜きとなるとチームにとって大きな痛手だが、それでも出来るだけ強行出場はさせたくない考えのようだ。

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