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「ガビゴルを第2のコウチーニョにはしない」。インテルSD、ブラジル代表FW放出を否定

text by 編集部 photo by Getty Images

ガブリエウ・バルボサ
ガブリエウ・バルボサ【写真:Getty Images】

 インテルは、冬の移籍市場で期待の若手アタッカーを手放す予定がないようだ。同クラブのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が、伊メディア『スカイ・スポーツ』で語った。

 ブラジル代表のガビゴルことガブリエウ・バルボサは、今年夏にインテルが獲得した20歳の有望株だ。しかし、ここまでほとんど出場機会がなく、早くも移籍が噂になっている。

 しかし、アウジリオSDは「彼は若い。(フィリッペ・)コウチーニョに時間を与えなかったことを忘れてはいけない」と語った。

 現在リバプールで活躍するコウチーニョは、インテルが2010年にバスコ・ダ・ガマから獲得した選手だ。だが、インテルで輝くことができずにいると、2013年にリバプールへ放出。その後のパフォーマンスには、多くのインテルファンが複雑な気持ちを抱えている。

 コウチーニョ放出について「我慢が足りなかった」と、反省するアウジリオSDは、「周囲は20歳の若者が即座にインパクトを与えると思ってしまう」と述べ、ガビゴルには時間を与えるつもりだと強調した。

 イタリア国外からの同選手に対する関心も噂されているが、インテルはイタリア国内のクラブにレンタルして適応を促したい考えだとも言われている。インテルはガビゴルの才能を開花させられるだろうか。

【了】

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