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香港女子代表のチャン監督、グアム相手の辛勝に不満。女子EAFF E-1 Football Championship 2017予選でわずか1得点

text by 編集部 photo by HKFA

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香港女子代表はグアム女子代表に辛勝【写真:HKFA】

 香港女子代表のチャン・シュクチ監督は、チームが女子EAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンドの最終戦でグアムに対して見せたパフォーマンスに不満を示している。

 香港女子代表のチュン・ワイキは前半、チームにとって大会初の、そしてこの試合唯一のゴールを決めた。リードを広げる2度のチャンスはゴールの枠に阻まれ、おそらくハーフタイムに監督はフラストレーションを溜めていただろう。

 チャン監督は試合後、「我々はいまのような暑い気候でトレーニングをしないが、選手達はハードワークしてくれた。だが彼女達はもっとよくなれる。1ゴールでは十分ではない」と語った。

「我々のシュートはクロスバーを叩き、さらに何人かの選手は暑い気候でフィジカル的に困難に陥った。それによっていくつか変更を加えなければならず、それがビルドアップに影響した」とチャン監督は述べた。

 一方、グアム女子代表のベリンダ・ウィルソン監督は勝ち点を1ポイントも獲得できず、わずか1ゴール、22失点を許して敗退したにもかかわらず、選手たちを誇りに思うとの意思を示した。

「我々はこの大会から多くのことを得た。彼女達を誇りに思う。前に進み、次の3、4ヶ月に向けてチームを立て直していく」と語っている。

 ウィルソン監督はすでに来年4月に開催される2018年女子アジアカップ予選に向けて、若い選手達のさらなる成長を求めている。

「我々のコンディショニングやフィットネスのレベルは、フットボールの大会を戦うために十分なレベルになく、指導者的な視点から言えば、我々のパスや判断力は大幅に改善する必要がある」とウィルソン監督は分析する。そして「我々はそれらを次のAFCの大会に向けて進めていき、改善できると思っている」と意気込んでいる。

【了】

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