パリ・サンジェルマン（PSG）との契約が今季限りで満了となるブラジル代表DFチアゴ・シウバが、5年ぶりのセリエA復帰を果たすかもしれない。

　伊紙『トゥットスポルト』は、T・シウバがすでに来季のユベントス加入で合意に至っていると報じた。一般的にクラブとの契約下にある選手はその契約が満了する半年前から自由に他クラブとの移籍交渉を行うことができる。

　しかし、今回の場合はPSGと契約延長の意思がないT・シウバ側が水面下で動いて、サインこそしないもののユベントスと事実上の合意を取り付けた模様だ。

　今季PSGでリーグ戦8試合に出場し、チッチ新監督率いるブラジル代表にも1年ぶりに復帰した32歳のベテランDFは、ユベントス加入が決まればミラン時代以来5年ぶりのイタリア帰還となる。

　現役イタリア代表で最終ラインのレギュラー格を務める3人に加え、一線級のDFを揃えるセリエA王者の守備は来季以降さらに強固なものとなりそうだ。

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