ローマはシーズンの大事な時期にMFケビン・ストロートマンを欠くことになった。伊スポーツ裁判所は現地時間6日、同選手に2試合の出場停止処分を科したことを発表している。

　ローマは4日にラツィオとのダービーマッチを戦い、2-0で勝利した。この試合で先制点を決めたストロートマンは、ゴールのあとで相手ベンチのダニーロ・カタルディともめている。

　このとき、主審はストロートマンの後ろ襟をつかんだカタルディにレッドカードを提示していた。しかし、ストロートマンがカタルディに水をかけたことについては見逃されており、映像による判定の結果、オランダ代表MFに出場停止処分が下されている。

　これに大慌てなのがローマだ。セリエA次節の相手は同勝ち点で2位タイのミラン。その次は首位ユベントスと対戦予定で、シーズンの行方を占う大事なゲームが続く。

　ローマのジェームズ・パロッタ会長は、「信じられないし馬鹿げている」と述べ、上訴に動くことを決めた。

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