フットボールチャンネル

「レアルによる審判への影響力とは戦えない」。デポル選手が判定に不満

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー対デポルティボ
レアル・マドリー対デポルティボ戦での小競り合い【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーに敗れたデポルティボの選手たちは、審判のジャッジに偏りがあったとして不満を口にしている。11日付のスペイン紙『アス』が伝えた。

 マドリーは現地時間10日に行われたリーガエスパニョーラ第15節の試合でデポルティボと対戦。一旦はデポルティボが2-1と逆転したが、終盤に2点を奪って再逆転したマドリーが勝利を収めている。

 デポルティボのガイスカ・ガリターノ監督は、決勝ゴールを奪われた後半アディショナルタイムについて「彼らがゴールを決めるまでゲームが終わらないかのようだった」と試合後に不満を述べていた。選手たちもジャッジへの不満を感じている様子だ。

 FWライアン・バベルは、SNSでマドリー戦の判定に言及。「マドリーが審判に対して及ぼす影響力をごく近くで体験してみると、戦いようがないものだ」とフェイスブックでコメントしたことが伝えられている。

 一方、デポルティボの2ゴールを記録してマドリーを慌てさせたFWホセルは、マドリーDFダニーロがバベルに対するファウルで退場になるべきだったと主張。「あのプレーが試合を決めたと思う。2-1でリードしていたが、マドリーを10人にするような笛は吹かれなかった。退場のはずだったが、ベルナベウでは難しい」と語った。

 マドリーの決勝ゴールを決めたDFセルヒオ・ラモスが主審の目の前でDFシドネイを突き飛ばし、警告で済んだ場面も問題視されている。バベルはツイッターで、「ラモスのカード回避能力は得点力以上に優れている」というコメントをリツイートして同意する様子を見せている。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top