ローマが、冬の移籍市場で、チェルシーで不遇に陥っているMFセスク・ファブレガスの獲得に動く可能性が出てきた。13日、スペイン紙『アス』が報じている。

　同紙は、ローマの地元紙『イル・テンポ』が、今冬チェルシーがセスクの売却に踏み切れば、ローマが同選手の獲得に動くと報じたことに反応し、スペインに向けこれを報道した。

　ローマは、チェルシーが同選手をイングランドの他チーム、スペインのチームに売却するとは読んでおらず、獲得のチャンスはあると思っているようだ。だが、半年間のセスクのサラリーが手取り300万ユーロ（約3億6700万円）と高額であることが大きな障害となるとも指摘している。

　セスクはここまでリーグ戦の出場が6試合、うちスタメンは2試合と、アントニオ・コンテ監督体制になりベンチを温める時間が増え、移籍の噂が絶えない。片やローマは現在セリエAで首位ユベントスと勝ち点差4の2位につけており、奪首に向け戦力整備を図りたいところだ。果たして両者の思惑は一致するのか。

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