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補強禁止処分軽減のレアル、夏にまず狙うのは元アトレティコの守護神?

text by 編集部 photo by Getty Images

ティボ・クルトゥワ
チェルシーのティボ・クルトゥワ【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)による補強禁止処分の半減を勝ち取ったことで、レアル・マドリーがまず補強のターゲットにするのはチェルシーのベルギー代表GKティボ・クルトゥワかもしれない。21日にスペインラジオ『オンダ・セロ』が伝えている。

 未成年選手の獲得・登録に関する違反があったとして、FIFAから2017年冬と夏の移籍市場での補強を禁止する処分を受けていたマドリーだが、処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴を行っていた。20日には、申し立てが部分的に支持され、補強禁止処分が2017年1月の移籍市場のみとなることが発表された。

 来夏には再び新たな選手を獲得可能となるマドリーが最初に狙う選手は、かつてアトレティコ・マドリーのゴールを守っていたクルトゥワだという。過去にもマドリーからの関心が噂されたクルトゥワだが、結局昨年夏にアトレティコからチェルシーへ復帰。ペトル・チェフからポジションを奪い、チェルシーの正守護神を務めている。

 現在はコスタリカ代表GKケイラー・ナバスを正守護神に据え、キコ・カシージャもバックアップに控えるマドリーだが、二人とも30歳。長期的な将来も見据え、24歳のクルトゥワの獲得に動く可能性もあるのではないかとみられている。

 チェルシーとの契約を2年半残しているクルトゥワの市場価値は、2500万ユーロ(約30億7000万円)前後だとされている。クルトゥワ自身は、かつて過ごしたマドリードに戻り、古巣のライバルクラブでプレーすることに乗り気だとも伝えられている。

【了】

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