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スペイン紙、冬の補強の歴代ワーストイレブン選出。元レアルの”悪童”カッサーノなど

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニオ・カッサーノ
現サンプドリアのアントニオ・カッサーノ【写真:Getty Images】

 12月31日付のスペイン紙『アス』は、過去に冬の移籍市場でリーガエスパニョーラのクラブに加入した選手たちの中から「ワーストイレブン」を選出している。

 1月には冬の移籍市場が開かれ、各クラブは新たな選手たちをチームに加えることができる。シーズン前半戦で見えてきたチームの問題点や弱点を改善するチャンスではあるが、シーズン途中で加入したチームへの適応の難しさなどもあり、必ずしも新戦力が期待通りの力を発揮できるケースばかりではない。

『アス』は、冬にスペインのチームに加入しながらも活躍を見せられなかった11人を選出。GKには、昨シーズン途中でデポルティボが獲得したが2試合の出場に終わった元クロアチア代表GKスティペ・プレティコサを選んだ。

 DFは1998年にバルセロナに加入したオランダ代表ウィンストン・ボハルデ、2008年にアトレティコ・マドリーに加入したファビアーノ・エレル、昨年アトレティコからバレンシアへレンタルされたシケイラという3人。

 中盤には2013年にセビージャが獲得したミロスラフ・ステバノビッチ、1997年にバルサが獲得したエマニュエル・アムニケ、2011年にアトレティコが獲得したエリアス、2009年にレアル・マドリーが獲得したジュリアン・フォベール。元フランス代表のフォベールについては「おそらく冬の補強市場最大の失敗」と酷評している。

 前線にはビジャレアルが2001年に獲得したマルティン・パレルモ、バルサが2005年に獲得したマキシ・ロペスという2人のアルゼンチン人、そして2006年にローマからマドリーへ移籍したイタリアの“悪童“アントニオ・カッサーノ。カッサーノは「冬の目玉補強として喧伝されたが、大きく体重オーバーした状態でやって来た」などと評されている。

【了】

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