ウェスト・ブロムウィッチ（WBA）は、ナポリに所属する25歳のイタリア代表FWマノーロ・ガッビアディーニの獲得に近づいているようだ。11日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

　ナポリへ2015年に加入するも、これまで主力とは考慮されて来なかった25歳のガッビアディーニ。今冬にFWレオナルド・パヴォレッティがチームに加入し、その上左膝前十字靭帯断裂により長期離脱を強いられていたFWアルカディウシュ・ミリクの復帰が間近に迫っていることから、ガッビアディーニは出番を求めて今冬の移籍市場で居場所を変えることになるのではないかと噂されている。

　そこで、WBAがガッビアディーニの獲得に向け、2000万ユーロ(約24億4000万円）に200万ユーロ(約2億4000万円）のボーナスを加えた金額を提示するつもりでいることを代理人のシルヴィオ・パリアリ氏を通じてナポリに伝えたという。

　ガッビアディーニは、サウサンプトンやレスター・シティ、そしてヴォルフスブルクからも関心を示されていると報じられているが、これによりナポリがWBAとの合意に近づいているという見方が強まっているようだ。

　ここ2試合のリーグ戦では途中出場しながらも限られた時間で得点を決め、そして現地時間10日に行われたコッパ・イタリア5回戦のスペツィア戦でも得点を決めて公式戦3試合連続得点を決めたガッビアディーニ。しかし、これからは自身初となるプレミアリーグに戦場の場を移すことになるかもしれない。

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