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無敗記録ストップを受け入れるジダン。「いつか起こると分かっていたこと」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジネディーヌ・ジダン
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】

 現地時間15日に行われたリーガエスパニョーラ第18節の試合で、レアル・マドリーはセビージャに1-2の敗戦を喫した。試合後のジネディーヌ・ジダン監督のコメントを、『マルカ』などスペイン複数メディアが伝えている。

 昨年4月以来40試合にわたって公式戦の無敗を続け、スペイン記録を更新していたマドリーだが、新記録の樹立直後にその無敗は途切れることになった。セビージャ戦では後半にPKで先制したが、85分にDFセルヒオ・ラモスのオウンゴールで同点とされ、アディショナルタイムには逆転のゴールを許した。

 ジダン監督は、「いつかは起こると分かっていたことだ」と記録のストップを受け入れつつ、「残り5分」に十分な戦いができなかったと嘆いた。「集中力が途切れたとは思わないが、試合の中ではそういう時間もある。どの部分を改善できるか分析しなければならない。チームがこれまでの40試合で成し遂げてきたことは強く誇りに思っている」

 首位に立つマドリーは1試合を多く残しているとはいえ、2位セビージャに1ポイント差まで迫られた。セビージャが優勝争いのライバルになることをジダン監督は認めている。「セビージャはリーガタイトルを争えるだけの力があることを示した。争っていくことは間違いないだろう。良いサッカーをしており、あらゆるプレーにインテンシティーを発揮している」

 だが、この1敗が今後の戦いに影響するわけではないとマドリー指揮官は主張した。「影響するとは思わない。水曜日にどうなるか見てみよう。こういう形での敗戦を快く思わないのは誰であっても同じだ。85分間は良いプレーができていた。だが、受け入れて体を休めるしかない」

 マドリーの次の試合は現地時間の18日、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準々決勝1stレグのセルタ戦となる。ここから再び白星を重ねていくことができるだろうか。

【了】

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