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「スペインは暖かいはずなのに…」。CSKAモスクワ、キャンプ地で大雪に遭う

text by 編集部 photo by Getty Images

CSKA
ロシアでは大雪の中で試合をすることもあるが…【写真:Getty Images】

 かつて本田圭佑が所属していたCSKAモスクワは、クラブ公式ツイッターで18日の練習が大雪と積雪のため室内に変更となったことを発表した。

 真冬のロシアなら雪は当たり前…そんな風に思われるかもしれない。だが、大雪が降ったのは寒さを避けてキャンプに訪れていたスペインだ。リーグ戦の中断期間を利用してコンディションを調整するために温暖な気候の土地を選んだはずが、まさかの事態に陥ってしまった。

 CSKAモスクワはスペイン南部のバレンシア州にあるカンポアモールでキャンプを張っている。この地域は地中海沿いのため冬場もそれほど気温が下がらない。また晴れの日が多く、美しいビーチのあるリゾート地としても知られている。

 そんな土地で予想外の大雪に遭い、選手も驚いているようだ。スウェーデン代表MFポントゥス・ウェルンブロームは雪に埋もれた練習グラウンドの写真を添えて「スペインで合宿中」と皮肉のこもった一言をツイッターに投稿した。

 クラブ公式ツイッターも「『スペインは暖かい』と言っていたはずなのに…」と、ロシアと変わらない風景にぼやくしかない様子。なおCSKAモスクワはスイス2部のFCウォーレンとポーランド1部のGKSピアスト・グリヴィツェとの練習試合を、それぞれ21日と22日に晴れ渡った空の下、緑の芝の上で行うことを予定している。

【了】

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