“オフサイド廃止”や”10分間退場”も? FIFAがサッカーの大胆な改革案検討

2017年01月19日(Thu)13時06分配信

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マルコ・ファン・バステン
FIFAのマルコ・ファン・バステン氏【写真:Getty Images】

 将来的に、サッカーというスポーツのルールは現在とは大きく様変わりすることになるかもしれない。国際サッカー連盟(FIFA)の技術発展部門責任者を務める元オランダ代表のマルコ・ファン・バステン氏が、18日付の独誌『シュポルト・ビルト』によるインタビューに展望を語った。

 かつて世界屈指のストライカーとして活躍したファン・バステン氏は、昨年9月にFIFA技術発展部門責任者に就任し、サッカーのさらなる発展に向けた改革に取り組もうとしている。「ゲームを改善する方法を求め続けなければならない。十分に魅力的なものを提供できるように、より公正で、よりダイナミックで、より興味深くするためだ」と同氏は語る。

 相手ゴール前での”待ち伏せ”を禁じるルールであるオフサイドを廃止することも、そのための案のひとつだという。「オフサイドのないサッカーを観るのは非常に面白いかもしれない。今のサッカーはもはや、9人や10人のDFがゴール前で守るハンドボールのようだ。オフサイドがなければ得点の可能性がより多く得られることになる」

 ラグビーの「シンビン制度」のように、ルール違反を犯した選手を一時的に試合から退場させる”オレンジカード”の導入の可能性にもファン・バステン氏は触れている。「レッドカードを出すほど重大ではない行為に対し、選手を10分間試合から外すオレンジカードを提示するということもあり得るかもしれない」

 増大する一方である選手への負担を軽減するため、年間の出場試合数を55試合や60試合などに制限すること、また勝敗の決定方法として30分間の延長戦やPK戦ではなく「シュートアウト方式」を導入することも案として挙げられている。攻撃側の選手がPKよりも遠い位置からスタートし、ドリブルで持ち込んでGKと1対1で勝負する形だ。「よりスキル重視で、運には左右されなくなる。今よりもう少しスペクタクルかもしれない」とファン・バステンは述べた。

 サッカーのルールそのものの変更はFIFAが単独で決定することではなく、国際サッカー評議会(IFAB)に諮って合意を得る必要がある。将来的に、ファン・バステン氏の語るこれらの改革案が実現される可能性はあるのだろうか。

【了】

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