元ブラジル代表のFWロナウジーニョは、ブラジル1部のコリチーバに加入することが数日中に発表されるかもしれない。22日付のブラジル『UOL』が伝えている。

　かつてバルセロナやブラジル代表のエースとして活躍したロナウジーニョは、2015年9月にフルミネンセを退団して以来クラブには所属しておらず、本格的なプレーからは遠ざかっている。だが引退を表明はしておらず、世界各地のクラブへの加入が噂されてきた。

　ウルグアイの名門ナシオナルも最近ロナウジーニョの移籍先候補に挙げられていたが、クラブ幹部のエベル・ランベルト氏は同選手の獲得を事実上断念したことを明らかにした。「様々な理由、特に経済的な理由によりこの話は凍結された。ナシオナルはそういう投資を行える状況にはない。何らかの企業やスポンサーの融資がなければ不可能だ」とウルグアイ『オバシオン・ディヒタル』に語った。

　一方、母国ブラジルのコリチーバもロナウジーニョ獲得に向けて交渉を行っていることを認めていた。同クラブはロナウジーニョに月給30万レアル（約1070万円）および各種のボーナスという条件を提示しているという。

　3月に37歳となるベテランの獲得についてはクラブ内でも賛否両論があり意見が割れているとのことだが、23日朝の会議で合意が得られればロナウジーニョとのサインの準備は整うという。24日にも獲得が発表される可能性もあるとされている。

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