元コートジボワール代表のFWディディエ・ドログバは、コリンチャンスから正式なオファーを受け取ったようだ。24日付の英紙『ザ・サン』が報じている。

　昨季限りで北米メジャーリーグサッカー（MLS）のモントリオール・インパクトを退団し、現在フリーとなっているドログバ。今年3月に39歳を迎える同選手だが、今でも数多くのオファーが届いているという。

　そのようなクラブの1つが、昨季を7位で終え、巻き返しを図るべく前線の補強を図ろうとしているコリンチャンスだ。何としてでもドログバの獲得を望んでいる同クラブは、争奪戦になることを考慮し、同選手が断れないような正式な獲得オファーを提示したという。

　その内容とは、月給12万ドル（約1300万円）の1年契約に、ブラジル－欧州間を6往復可能なエグゼクティブクラスの航空チケット、豪華な邸宅、24時間対応可能な通訳者、そして街の中でも邪魔をされずに移動することが可能となるある種の装甲車両も加えるというオファーだとされている。また、得点王になった場合にはボーナスも発生するようだ。

　そして、ブラジルメディア『グローボエスポルテ』によると、コリンチャンスのロベルト・デ・アンドラーデ会長がドログバと会話をしたとのこと。同選手はその会話に満足したとされており、今週中に返事を返すことになるとみられているようだ。

　先日には、オーストラリアのサウス・メルボルンから提示されたオファーを断ったとも報じられているドログバ。フランスやイングランド、そして中国、トルコ、カナダでプレーして来たドログバは、キャリアを終える前に今度はブラジルで再び名を轟かせることになるかもしれない。

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