リーガエスパニョーラ1部のラス・パルマスは25日、アルゼンチン人FWセルヒオ・アラウホが今シーズン末までのレンタルでギリシャのAEKアテネへ移籍することが決定したとクラブ公式サイトで発表した。

　アラウホはバルセロナBなどでもプレーしたあと、2014年夏にボカ・ジュニオルスからのレンタルでラス・パルマスに加入。1年目にはリーガ2部でプレーオフ含め25ゴールを挙げる活躍を見せ、チームの1部昇格の立役者となった。だが1部ではその活躍を再現できず、ピッチ外での素行不良も話題となってしまっていた。

　ラス・パルマスは、鹿島アントラーズからMF柴崎岳を獲得する可能性が高まっていることが取りざたされている。獲得実現に向けた“障害“として、EU外の外国人枠が埋まっていることがスペインメディアで伝えられていたが、その枠を占めていた選手の一人であるアラウホが去ったことで柴崎の獲得は可能な状況となった。

　だが外国人枠が空いたことでラス・パルマスが新たに獲得を目指す選手は、ウェスト・ハムのアルゼンチン人FWジョナタン・カレリではないかとも報じられている。一方で、同じくアルゼンチン人のDFマテオ・ガルシアも放出が濃厚と報じられており、ラス・パルマスの外国人枠はもうひとつ空く可能性もあるかもしれない。

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