ユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOは、移籍が噂される元ブラジル代表MFエルナネスの残留を主張した。25日に伊メディア『Raiスポーツ』でコメントしている。

　ユベントスで出場機会が減少しているエルナネスは、この冬に他クラブへ移籍する可能性が噂されてきた。ジェノアが獲得を熱望しているとみられるほか、トルコの強豪フェネルバフチェも関心を示しているという。

　だが、マロッタCEOは残り1週間となった冬の移籍市場でのエルナネス放出を否定している。「彼は正真正銘ユベントスの選手だ。現在行われている交渉は存在しない」とメディアに語った。

　一方、ベテランのフランス代表SBパトリス・エブラは母国のマルセイユへ移籍することが25日に発表された。この冬にエブラを放出するのであれば、ユーベは来夏の獲得が合意しているというシャルケのボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツの獲得を早める可能性もあるとみられていたが、マロッタCEOは新たなサイドバックを加えることはないと主張した。

「メンバー内にはすでに2人の（左）アウトサイドがいる。（クワドォー・）アサモアと、深刻な負傷から復帰した（フェデリコ・）マッティエッロだ。彼もメンバーに加えられるコンディションにある」

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