ヒホンに加入したラシナ・トラオレ【写真:Getty Images】
今冬の移籍市場最終日にリーガエスパニョーラ1部のスポルティング・ヒホンに加入した26歳のコートジボワール人FWラシナ・トラオレが、すでにリーガエスパニョーラの記録を塗り替えたようだ。1日付のスペイン紙『ムンド・デポルティボ』などが報じている。
かつてミランの日本代表FW本田圭佑が所属していたCSKAモスクワからヒホンに移籍したトラオレ。この移籍により、同選手はリーガエスパニョーラで最も長身の選手となった。
現在リーガエスパニョーラでプレーする現役選手の中で最も長身の選手とされていたのが、197センチの身長を誇るマラガに所属するウクライナ代表GKデニス・ボイコだ。しかし、トラオレの身長は203センチ。これにより、同選手がリーガエスパニョーラで最も長身の選手となっている。
それだけではない。これまでリーガエスパニョーラでプレーした選手の中で最も長身の選手とされていたのが、かつてラシン・サンタンデール(現スペイン2部)やバレンシアでプレーした202センチの身長を誇る元セルビア代表FWニコラ・ジギッチだったが、トラオレはさらにその身長を1センチ上回り、リーガエスパニョーラの記録を更新することとなった。
ルーマニアやロシアでプレーしたトラオレは、2014年1月にモナコに移籍すると、その後にエバートンを経て昨年夏にCSKAへ期限付き移籍。そこで今季これまで公式戦21試合に出場し、6得点1アシストを決めている。
現在降格圏となる18位に沈むヒホン。果たしてトラオレはその身長を生かし、チームを残留に導くことはできるだろうか。
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