元コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバは、ブラジル1部のコリンチャンスから受けていたオファーに断りを入れたことを明らかにした。1日にツイッターで声明を投稿している。

　チェルシーで長年活躍した現在38歳のドログバは、メジャーリーグサッカー（MLS）のモントリオール・インパクトを昨年限りで退団。現役続行に向けて新たな所属クラブを探していた。

　有力な移籍先の候補に浮上していたブラジルの名門コリンチャンスは、豪華な邸宅や24時間対応の通訳者に加え、街中を邪魔されず移動するための“装甲車両“提供なども含めた条件での熱烈オファーを出していると報じられていた。だがドログバは、最終的に誘いに応じなかったことを明らかにした。

「コリンチャンスへ移籍することが盛んに噂されていたが、ロベルト・デ・アンドラージ会長と話をして、関心を持ってくれたのは非常に光栄だが今の僕にとって正しい移籍だとは感じられないということを伝えた」とドログバは述べている。

　1日付のブラジル『グローボ』は、ドログバがコリンチャンス会長に断りを入れる中で、現役を引退してチェルシーで何らかの役職に就く予定であることを伝えたと報じている。チェルシーの“レジェンド“はこのままスパイクを脱ぐことになるのだろうか。

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