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柴崎、4日のデビューは見送りへ。監督は「様々な面で貢献できる」と期待

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
テネリフェへ移籍した柴崎岳【写真:Getty Images】

 スペイン2部のテネリフェに加入したMF柴崎岳だが、欧州デビューは早くとも来週末まで待たなければならないようだ。監督は柴崎への期待を見せつつ、焦ることなくチームに適応させたいとの考えも口にしている。

 柴崎は欧州の冬の移籍市場最終日となった現地時間の1月31日にテネリフェ加入が決定。1日に現地での入団会見を行い、2日に新チームでの初めての練習に参加した。

 4日にはスペイン2部第24節のエルチェ戦がホームで行われるが、デビューは見送りとなるようだ。3日付の地元メディア『エル・ドルサル』は、新チームへの適応の時間が必要なことに加え、国際移籍証明書の到着のタイミングもデビューを遅らせる一因になったと伝えている。

 ホセ・ルイス・マルティ監督は3日の会見で、柴崎のデビューを急ぐことはなく、慎重にチームに慣れさせたいという考えを述べている。クラブ公式サイトや『ラジオ・マルカ・テネリフェ』が指揮官のコメントを伝えた。

「まだスタートしたばかりだ。失敗を犯さないように少しずつ、我慢強く、落ち着いてやっていきたい」とマルティ監督。一方で、柴崎の力には期待している様子も見せている。「攻撃的な選手であり、中央でも外でもプレーできる。様々な面でチームに貢献できる選手だ。その力を活かしていきたいと思う」

 テネリフェは現在2部で昇格プレーオフ圏内の6位に位置しており、ここ5試合で3勝2分けと上り調子。4日のテネリフェ戦に続いて、次節は12日にアウェイでのバジャドリー戦が予定されている。

【了】

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