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ユーベCEO、エルナネスの中国移籍を認める「明日には交渉が成立するだろう」

text by 編集部 photo by Getty Images

エルナネス
中国への移籍に近づくエルナネス【写真:Getty Images】

 ユベントスに所属する元ブラジル代表MFエルナネスが、中国に移籍する見通しであることを同クラブのジュゼッペ・マロッタCEOが明言した。5日に伊メディア『プレミアム・スポルト』が伝えている。

 先日、中国スーパーリーグの河北華夏が獲得に関心を示していると報じられたエルナネス。両クラブ間の交渉はかなり進展していることで間もなく交渉が成立する可能性があるとみられていたが、そのことについてユベントスのマロッタCEOが認めた。

「我々は明朝、交渉を成立させるための約束をしている。交渉は進展した状況にあるから明日には話がまとまると思っているよ」

 伊メディアの『スカイ・スポルト』によると、ユベントスと河北華夏は、ボーナスを含めて1100万ユーロ(約13億4000万円)の移籍金で合意に至ったとのこと。そしてエルナネスは、年俸800万ユーロ(約9億7000万円)から900万ユーロ(約11億円)を受け取ることになるとみられ、水曜日か木曜日に中国へ発つことになる見通しのようだ。

 また、同メディアによれば、河北華夏を率いるマヌエル・ペレグリーニ監督は、中盤の補強選手としてまずフィオレンティーナに所属するMFボルハ・バレロの獲得を狙ったという。しかし、同選手がオファーを断ったことで、セルタに所属するチリ代表MFマルセロ・ディアスとエルナネスの2選手にターゲットを変更。そして、同監督によって攻撃でより危険な選手になれると考慮されたことでエルナネスが選ばれたようだ。

 エルナネスは、今季公式戦13試合に出場し1得点をマーク。しかしリーグ戦では、昨年12月3日に行われたアタランタ戦以降出場機会がもらえていない。

【了】

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