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リーダーシップの欠如を指摘するアーセナルOB「ピッチで何か言う選手が必要」

text by 編集部 photo by Getty Images

ソル・キャンベル
ソル・キャンベル氏【写真:Getty Images】

 かつてアーセナルでプレーした元イングランド代表のソル・キャンベルが、現在のチームの問題点を指摘した。英メディア『スカイ・スポーツ』で語っている。

 13年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指しているアーセナルだが、この一週間でタイトルから大きく遠ざかってしまった。第23節のワトフォード戦を1-2で落とすと、第24節では首位チェルシーに1-3で敗れている。

 アーセナルで2度のプレミアリーグ優勝を経験しているキャンベル氏は、「今何が起きているかは分からない」と前置きしつつ、「私がいたとき、チームは各々で管理していた。自分たちを管理するキャラクターがあったね」と述べている。

「我々は45分の経過を待つことを許さなかった。ピッチで言葉をかけてどうにかしようとした。放っておいたら、2点ビハインドでハーフタイムになってしまうかもしれないからだ」

「パトリック(・ヴィエラ)、トニー(・アダムズ)、マーティン・キーオン、デイビッド・シーマン、前線のティエリ(・アンリ)もデニス・ベルカンプも、みんながピッチで話す。それがカギだね。ピッチにはそういったキャラクターが必要だよ。ピッチの1人ではなく、4人、5人とそういった選手が必要なんだ」

 アーセナルはプレミアリーグ第24節消化時点で首位チェルシーと勝ち点12差という状況だ。

【了】

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