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柴崎の適応を助けたいテネリフェ主将。「言葉の問題は簡単ではないが…」

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
テネリフェに加入した柴崎岳【写真:Getty Images】

 スペイン2部のテネリフェに加入したMF柴崎岳のチームメートは、慣れない欧州での適応に苦戦する可能性もある日本人MFをサポートする姿勢を示している。9日付の地元メディア『エル・ドルサル』が、MFスソによるコメントを伝えた。

 柴崎は冬の移籍市場最終日の1月31日に半年契約でテネリフェに加入することが決定。通訳を付けて練習に参加し、新天地デビューに向けた準備を整えようとしている。

 だが、文化も全く異なる異国に乗り込んでの適応には苦戦することになるかもしれない。「簡単ではないよ。彼は僕らの言葉(スペイン語)を話せないからね」とテネリフェのキャプテンを務めるスソは語る。

「それでも、僕らは彼ができるだけ早く馴染めるように助けなければならない。24歳で自分の国を出て、言葉も分からない国に来るのは簡単ではないからね。僕も自分の経験から分かっているよ」とスソはコメント。現在31歳のスソは、今の柴崎と同じ24歳の時に初めてスペインを離れ、スコットランドのハーツで3年間プレーした。

 先週末のエルチェ戦出場には間に合わず、今週末のバジャドリー戦でのデビューが期待されていた柴崎だが、体調不良のため練習を欠席していることが伝えられている。待望のデビューはもう少し遅れる可能性もあるかもしれない。

【了】

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