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37歳MFマレスカが現役引退を発表。ユーベやセビージャなどでプレー

text by 編集部 photo by Getty Images

エンツォ・マレスカ
パレルモ在籍時のエンツォ・マレスカ【写真:Getty Images】

 ユベントスやセビージャなどでプレーしたイタリア人MFエンツォ・マレスカは、37歳の誕生日である10日に現役引退を表明した。

 マレスカはミランやカリアリの下部組織で育ち、イングランドのウェスト・ブロムウィッチでプロキャリアを開始。2000年にイタリアへ戻ってユーベに加入し、その後フィオレンティーナやセビージャ、オリンピアコス、マラガ、サンプドリア、パレルモなど多くのクラブでプレーしてきた。

 昨シーズンは最終節でゴールを決めてパレルモのセリエA残留に大きな役割を果たし、今季からセリエBのエラス・ヴェローナに加入。だが公式戦9試合に出場したあと、1月に契約を解消して退団していた。

 10日にはインスタグラムの自身のアカウントで、引退を表明するメッセージを掲載した。「37歳になり、20年近くサッカーをやってきて、終わりにすることを決めた。強烈な情熱を持って過ごした年月だった」とマレスカは記している。

 セビージャでのUEFAカップ優勝やユーベでのスクデット獲得などのタイトルを振り返りつつ、キャリアを支えてきたクラブや選手らに感謝の思いを述べた。「この美しい物語に付き添ってくれた全てのチームメートたちにありがとう。今は新たな物語を始める必要があると感じている。毎日家族を抱きしめることができるので幸せだ。グラツィエ、カルチョ!」

【了】

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