スペイン2部のテネリフェに加入したMF柴崎岳だが、今週末もデビューは見送られることになった。現地時間12日に行われる試合の招集メンバーから外れたことを11日付の地元メディア『エル・ドルサル』などが伝えている。

　柴崎はスペインの冬の移籍市場最終日の1月31日にテネリフェへの加入が決定し、2月2日から練習に参加。4日に行われたリーガ第24節のエルチェ戦にはコンディション調整や書類手続きが間に合わず、スペインデビューは見送られた。

　12日に行われる第25節バジャドリー戦でデビューすることが期待されていたものの、今週は胃腸炎のため練習を欠席していることが伝えられていた。結局、この試合に向けた招集メンバーからは外れることが確定したとのことだ。

　現地時間10日には、現地での生活に適応できない柴崎が早くも退団を希望しているともスペインメディアで報じられたが、ホセ・ルイス・マルティ監督はこれを即座に否定。練習欠席は純粋に体調の問題によるものであり、「来週には彼を使えることを期待している」とコメントしていた。

　バジャドリー戦に続いて、テネリフェは18日にホームでのアルメリア戦を予定している。待望のデビューに向けて、柴崎のコンディションが回復することが願われるところだ。

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