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バルサに痛手、負傷退場のDFが右足首脱臼で手術。5ヶ月の離脱でシーズンが終了

text by 編集部 photo by Getty Images

アレイクス・ビダル
右足首を脱臼したアレイクス・ビダル【写真:Getty Images】

 バルセロナは11日、同日行われたリーガエスパニョーラ第22節のアラベス戦で右足首を脱臼したDFアレイクス・ビダルが手術を受けたことを同クラブの公式サイトで発表した。

 ビダルは、バルセロナが6-0でリードして迎えた86分にアラベスのDFテオ・エルナンデスと激しく激突。この衝突により同選手は右足首を脱臼し、涙を浮かべた顔を手で覆いながら担架で運ばれてピッチを後にした。なお、体勢を崩した形でビダルと接触したエルナンデスにはカードは出されていない。

 バルセロナによると、ビダルはこの後すぐにアラベスが本拠地を置くビトリアの病院に搬送され、手術を受けたとのこと。そして、この怪我により同選手は回復までに約5ヶ月の離脱が見込まれているとされ、今季終了が決定的になっている。

 このビダルの怪我に対してアラベスのエルナンデスは、「僕はボールを拾いたかったんだけど、足が芝生にブロックされてしまった。これから彼のところにお見舞いに行って、そこで彼に謝りたい」と試合後に『ビーイン・スポーツ』のインタビューで話した。

 今季の序盤は、事実上戦力外の状態に置かれて非常に苦しい時期を過ごしていたビダルは、今年になってから徐々に出場機会が増えると、先月14日にはリーガエスパニョーラ第18節ラス・パルマス戦でバルセロナでの公式戦初ゴールをマーク。同選手は、この試合で決めた1アシストを含め、今季これまでリーグ戦6試合に出場して2得点2アシストを決めていた。

【了】

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